2021.09.27
失われたチョコレートの味を取り戻す
スペインのドキュメンタリーです。
味覚を失った患者さんが、好きな食べ物の味を体験できるようになることが示されています。
がん患者さんは、化学療法を受けた場合の副作用の1つとして味覚障害が起こることがあります。
神経疾患のために声と喉に障害をもつ、ミシュランの星を獲得したスペインのパティシエは、神経科学者やニューロガストロノミー(神経美食学)の専門家たちと協力して、患者さんが記憶によってココアフレーバーの体験をできるデザートを作りました。
このデザートを食べた患者さんたちから、ふたたびチョコレートの味を体験できた感動の声が届けられています。
(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)