2021.09.27
長期間の舌下免疫療法を行えばピーナッツアレルギーが生じにくくなる
アメリカの研究です。
ピーナッツアレルギーのある子供に舌下免疫療法薬を長期間行うことで、ほとんどの子供はアレルギーの症状が生じにくくなることが示されています。
ピーナッツアレルギーを完全に治すことはできませんが、ピーナッツの成分を口の中にふくませる舌下免疫療法薬を3~5年間行うことで、中には750mg以上(最高5,000mg)のピーナッツタンパク質を与えられてもアレルギー症状が起きない子供もいました。
舌下免疫療法薬は少ない副作用で効果が得られ、実施も簡単であり、できるだけ若い時から始めるのが良いとのことです。
(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)