2022.02.21
簡単な在宅検査によって嗅覚障害を確認できる
米国の研究です。
「匂いを感じない」と嗅覚消失を心配する人は、家庭にある物を使った在宅検査によって、嗅覚消失を確認できることが示されました。
現在用いられている標準的な検査は、費用と時間がかかり、結果を医師が解釈しなければなりません。
115人の米国成人(58%が嗅覚異常)のデータを分析した結果、家庭にある食肉用のシーズニング、燃えたろうそく、そしてシナモンを使用して、無嗅覚患者を70%まで検出することができました。
この方法は、嗅覚が消失したかどうかだけではなく、どの程度消失したかについても測ることが可能です。
嗅覚消失を疑う本人が在宅で検査できることから、新型コロナウイルス感染症が流行している現在、特に役に立つと思われます。
(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》/引用: ロイターヘルス)