2022.03.25
高齢女性では睡眠時無呼吸があると関節痛や倦怠感の増加がみられる
日本の研究です。
閉経後の高齢女性では、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)※があると、関節痛や倦怠感の増加する可能性があることが示されました。
閉経後の女性では閉経前の女性と比べて、睡眠時無呼吸がみられる割合が4.5倍高くなります。閉経後の女性では関節痛も増えますが、睡眠時無呼吸と関節痛はいずれも、女性ホルモンであるエストロゲンの減少が原因となっています。
重い睡眠障害を有する閉経後女性51人を対象に、様々な症状と睡眠時無呼吸との関係を調べたところ、複数の指標から睡眠時無呼吸の存在が示された場合、関節痛と倦怠感が多くみられることが分かりました。
研究対象女性のうちOSASと診断されていたのは7人(13.7%)しかいなかったことから、関節痛などを訴える閉経後女性では睡眠時無呼吸がないか疑うことが勧められます。
※:閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)は、睡眠中に何らかの原因で鼻からのどにかけての上気道が狭くなり、このために一定時間呼吸が停止することが繰り返される病気です。上気道が狭くなる原因として、扁桃が大きいことや肥満であることなどがあげられます。また、そのために疲労や眠気など日常生活に悪影響を及ぼす可能性があります。
(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》/引用: ロイターヘルス)