2022.06.24
酸素カプセルで突発性難聴が改善する可能性
ブリティッシュ・コロンビア大学のNunez博士は、突発性難聴に対する治療について過去の研究を解析し、「標準的なステロイド治療に加えて、高気圧酸素療法を受けた患者の聴力は平均10デシベル強、向上していた」と報告しました。
高気圧酸素療法は、気圧を高めた特殊なカプセルに患者さんが入り、体内の酸素量を増やす治療法です。
解析の対象とした研究では、いずれも難聴の発症から7〜10日以内に高気圧酸素療法を開始していたことから、効果を得るには早期に治療を開始することが重要と考えられます。
また、高気圧酸素療法は、高気圧による体内の損傷や、めまいや嘔吐など酸素中毒のリスクもあるため、「治療によるメリットとデメリットも考慮する必要がある」とNunez博士は指摘しています。
(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》/引用: ロイターヘルス)