2022.08.24
妊娠中、肥満女性は無呼吸に要注意!
肥満の女性は、妊娠後期にSAS(睡眠時無呼吸症候群)となりやすいことが、米国の研究によって明らかとなりました。
研究には平均BMI34の女性(平均年齢29歳)が18人参加し、妊娠32~34週の間に行われました。
その結果、18人中12人がSASで、6人が軽度、5人が中等度、1人は重度でした。
問題なのは、妊娠中の女性がSASであると、女性の健康にさまざまな悪影響を及ぼすだけでなく、母親が無呼吸のために胎児が低酸素状態となり、神経発達や成長に影響する恐れがある点です。
そのため、まず、肥満の女性は、妊娠中にSASの有無をチェックすることが重要です。
研究に取り組んだゴールドファーブ看護学部のFarabi博士は、「SASがあってもしっかり治療をすれば、新生児の発達に影響しないで済むかの研究が必要」と述べています。
(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》/引用: ロイターヘルス)