2022.09.27
やっぱり!アレルギー性鼻炎と大気汚染の関係
欧州の17都市で行われた調査によると、アレルギー性鼻炎の患者は、大気汚染にさらされることで、症状が悪化する可能性が明らかとなりました。
本研究では、大気汚染の原因物質の中でも、とくに「二酸化窒素」と「PM2.5」が鼻炎の症状である鼻づまり、くしゃみなどを悪化させると指摘しています。
この結果を受けて、環境健康研究者であるハーバード公衆衛生大学院のWei博士は、アレルギー性鼻炎患者にできることとして、「自分が住む地域の大気汚染の情報をチェックし、汚染のピーク時には屋外での活動を控えること」「室内では空気清浄機を用いること」などをアドバイスしています。
また、大気汚染の排出そのものを減らすことが重要であるとして、「移動には、なるべく公共交通機関を利用しましょう」と呼び掛かけています。
(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)