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2023.02.24

子どもの睡眠時無呼吸症候群、早めの治療が大切な理由

健康な人では、睡眠中に血圧や心拍数が低下し、血管や心臓に休息をもたらします。
そのため、睡眠中に無呼吸が繰り返される睡眠時無呼吸症候群では、血圧を上昇させ、心血管疾患のリスクとなることが知られています。
オーストラリアのホーン博士は、3歳から5歳までの睡眠時無呼吸症候群の子どもを対象に研究を行い、幸いにも睡眠中の血圧や心拍数の低下が認められたことを報告しています。
つまり、睡眠時無呼吸症候群であっても、幼児の段階においては睡眠中の休息は保たれており、心血管疾患のリスクを持つには至っていないと考えられます。
博士は、「睡眠時無呼吸症候群は、心血管系の問題だけでなく、日中の行動や学校の成績にも影響します。就学前、なるべく早めに診断し、治療をすることが重要です」と述べています。



(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)

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