2023.08.25
大音量の音楽は、演奏するのも楽しむのも要注意!
一般的に「騒音性難聴」とは、工場の機械音など大きな音が原因で引き起こされます。
ドイツ・ライプニッツ予防研究疫学研究所のSchink氏らは、保険会社のデータを検証し、プロのミュージシャンは、一般の人に比べ約4倍、「騒音性難聴」になりやすいことを明らかにしました。
これは、クラシックかロックかなど音楽の種類を問わず、演奏すること自体が原因だったそうです。
また、米国南カリフォルニア大学耳鼻咽喉科・脳神経外科のFriedman教授は、プロのミュージシャン以外にも、大音量のコンサートに参加したり、ヘッドフォンをつけて大音量の音楽を聴いたりするだけで騒音性難聴のリスクがあると指摘しています。
「大音量の音楽を聴いた後の耳鳴りは良くないサイン。聴力が正常に戻っても、難聴が進む可能性がある」と述べています。
(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》/引用: ロイターヘルス)