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2024.03.22

乳児に多い喉頭軟化症、少し成長すればSASにもなる?

喉頭軟化症(こうとうなんかしょう)は、空気の通り道である喉頭(いわゆるのどぼとけ)の組織が柔らかく弱いために起きる疾患です。
症状としては、喘鳴(呼吸時にゼイゼイヒューヒューという音がする)や、喘鳴により血中の酸素量が低下することによるチアノーゼなどが知られています。
カナダのアルバータ大学病院の耳鼻咽喉科医であるHakim博士は、喉頭軟化症の子ども88人を対象に調査を行い、年齢の低い子どもでは一般的に言われている喘鳴の症状が中心でしたが、年長になるといびきやSAS(睡眠時無呼吸症候群)が認められることを明らかにしました。
オクラホマ大学健康科学センターのDigoy博士は、この結果について「一般的に喉頭軟化症は乳児にみられ、症状の多くは喘鳴の症状だが、年長になって発症する場合はSASなどの症状を示すことを見逃してはならない」と注意喚起しています。



(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)

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