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2024.04.19

SASの子どもの気道を評価するあらたなスコアリングシステム

薬物誘発性睡眠内視鏡検査(DSE)は、SAS(睡眠時無呼吸症候群)の患者さんに対し、気道の閉塞レベルを評価する検査法です。
これまで成人に対しては、気道の中でも口蓋帆、中咽頭、舌根、喉頭蓋を対象として、閉塞の重症度を評価する方法がありました。
ただ、それは小児において一般的な閉塞部位であるアデノイドや声門には対応していませんでした。
そこでカリフォルニア大学耳鼻咽喉科頭頸部外科のChan博士らは、小児のため、あらたにアデノイド、声門、口蓋帆、咽頭側壁、舌根を対象として閉塞を4段階で評価するスコアリングシステムを開発しました。
Chan博士らは実際にSASのある23人の小児を対象に本スコアを使用し、スコアの結果が悪いほど睡眠ポリグラフの結果も悪く、「スコアの信頼性が期待できる。実際に臨床で活用するため、さらに研究を拡大する必要がある」と述べています。



(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)

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