2024.09.20
脂の乗った魚を食べる子どもは、アレルギー性鼻炎になりにくい?
スウェーデンの研究では、脂の乗った魚を食べる子どもは、アレルギー性鼻炎を発症する可能性が低いことが報告されています。
研究者らは、8歳の子どもを対象として食生活についてアンケート調査を行い、16歳までに鼻炎を発症したかどうかを追跡調査しました。
その結果、ニシン、サバ、サケなど脂の乗った魚を食べる子どもは、アレルギー性鼻炎のリスクが半分に低下していたそうです。
この結果から、特定の魚を食べることが鼻炎の発症予防に役立つ可能性はありますが、アメリカのオハイオ州のクリーブランドクリニック小児科の栄養士Fabio氏は、「魚を食べる子どもは好き嫌いが少なく、バランスのとれた食事をしている可能性が高い。それがアレルギー性鼻炎をはじめ全般的な健康増進につながっているのかもしれない」と述べています。
(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)