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2025.06.27

その耳垢、綿棒で取り除かないで!

綿棒は、1920年代に赤ちゃんの耳掃除用に開発されましたが、米国ネイションワイド小児病院の小児耳鼻咽喉外科医Dr. Jatanaは「多くのリスクがある」と警告します。
Dr. Jatanaは、1990年から2010年のデータを調べた結果、綿棒の使用に関連して救急外来を受診した子どもは約26万人、そのうち4分の1が「鼓膜穿孔」、さらに4分の1弱が「耳の軟部組織損傷」であったと推定しています。
耳を痛めた子どもの約4割は3歳以下で、約3分の2は自宅で受傷していました。
ピッツバーグ小児病院の小児耳鼻咽喉科専門医 Dr. Alperは、「子どもの耳の奥深くにある耳垢は医師でも取り除くのが難しい」として、目に見える耳垢なら「綿球」を使って取り除くことを推奨しつつ、「耳垢は通常、自然に排出される」と述べています。



(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)

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