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2025.06.27

人種や経済状況によって、難聴になりやすい?

カリフォルニア大学サンフランシスコ校のDr. Chanは、米国の10代の若者約7千人のデータをもとに難聴罹患率を調査し、「難聴は2007~2008年にかけて増加したが、2009~2010年にかけては減少していた」と報告しています。
本調査において、「大音量の音楽を聴いていた」と申告した人は2007~2008年と2009~2010年で差は無かったものの、難聴罹患者は前者で22.5%、後者で15.2%と大きく減少していました。
その背景として、「大音量のせいで難聴になるという教育・啓発活動や、音量制限ヘッドフォンの技術向上が貢献しているかもしれない」とDr. Chanは推測しています。
また、詳しい解析から、非白人層、低所得層では難聴になりやすい可能性が示唆されており、「それらの若者は十分な教育・啓発を受けられず、ヘッドフォンなどの保護ツールを入手しづらいことが関係しているのでは」と述べています。



(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)

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