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2025.08.29

重度のSASには2つの手術の併用

SAS(睡眠時無呼吸症候群)においては、重症で、他の治療法が効果不十分な場合に手術が検討されることがあります。
台湾のLinkou-Chang Gung 記念病院のDr.Liらは、AHIが20以上の重度のSAS患者さん90名を対象に、「コブレーション内視鏡舌側軽量化(CELL)と咽頭再配置形成術の併用群」と「咽頭再配置形成術単独群」に分け、治療効果を検討しました。
その結果、2つの手術の併用群におけるAHIは、1時間あたり48.4イベントから16.5イベントに減少したのに対し、単独群におけるAHIは、44.2イベントから20.1イベントでした。
術後の出血率は、併用群と単独群で差はありませんでした。
この結果から、Dr.Liらは「コブレーション内視鏡舌側軽量化(CELL)と咽頭再配置形成術の併用は、合併症を増やすことなくより良い結果が得られる可能性がある」と述べています。



※:1時間あたりの無呼吸と低呼吸の合計回数。AHIが5以上の場合、SASと診断される



(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)

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