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2025.09.26

慢性副鼻腔炎のあらたな分類

慢性副鼻腔炎はこれまで、鼻茸(はなたけ)(ポリープ)の有無によって分類され、治療が検討されてきました。
しかし2020年、欧州の専門家たちは、慢性副鼻腔炎に対するあらたな分類として、「限局性」か「びまん性」、さらに「type2(タイプツー)炎症」※※か「非type2炎症」に分けて考えることを提唱しています。
米国アラバマ大学バーミンガム校のDr. Graysonは、鼻茸の有無といった外見的な特徴にもとづく分類では、疾患の特性を明確にできないとして、「あらたな分類は疾患の病態をより反映するものであり、現在行われている手術、生物学的製剤、マクロライド療法、バルーン療法などの治療がより適切に検討されることが期待できる」と述べています。



※:病変がはっきりと限定されず、広範囲に広がっている状態
※※:寄生虫の感染やアレルゲンなどの刺激を受けた際、体がそれらを排除しようと防御するために起こる炎症反応



(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)

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