2026.06.30
突然の難聴、回復のカギは「早さ」にあり
特発性突発性感音難聴は、ある日突然、片耳が聞こえにくくなる病気で、多くは72時間以内に急激に発症します。
約9割が原因不明で、会話の聴き取り困難、耳鳴り、音の方向感覚の低下などを伴います。
治療にはステロイドの内服や鼓膜奥への注入が行われますが、治療効果には個人差があります。
そこで、英国の76施設の患者データを用いて、聴力がどこまで回復するかを予測する研究が行われました。
その結果、回復しやすい条件として、「発症から7日以内にステロイド治療を始めること」「初診時の難聴が軽いこと」「めまいがないこと」「年齢が若いこと」などが明らかとなりました。
とくに治療開始の早さが重要で、様子を見るのではなく、早めの耳鼻咽喉科受診が回復のカギとなりそうです。
(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)