2026.09.25
注射を使わないインフルエンザワクチン『フルミスト』 ― 日本人の子どもで予防効果を確認
インフルエンザワクチンには、注射ではなく鼻の中に噴霧して接種する「フルミスト」というタイプがあります。
日本人の2~18歳の子ども910人を対象とした研究では、経鼻弱毒生インフルエンザワクチンを接種したグループと、プラセボ(偽薬)を使用したグループを比較しました。
その結果、インフルエンザの発症率はプラセボ群35.9%に対して、ワクチン群では25.5%でした。100人ずつで考えると、発症した人が約36人から約26人へと、約10人少なかったことになります。
さらに、ワクチン株と一致するウイルスに対しても予防効果が確認されました。
今回の研究は、海外のデータだけではなく、日本人の子どもを対象に、鼻から接種するワクチンの有効性と安全性を検証した点でも重要です。
注射を使用せず鼻から接種できるフルミストは、子どものインフルエンザ予防における選択肢の一つとなっています。
(文責:株式会社プロウェーブ《prowave.co.jp》)