風邪をひいて「のどが痛い」と感じるのも、上咽頭がウイルスや細菌に感染しているためです。
ほかにも、鼻汁がのどに流れる
上咽頭炎に対する治療法には、薬物療法(抗生物質、粘液調整剤、消炎剤)、薬剤を霧状にして鼻の奥へ送り込むネブライザー療法などがあります。また、1960年代から行われ、近年あらためて注目されている治療法にBスポット療法があります。
Bスポット療法とは、組織や血管収縮させる作用を持つ塩化亜鉛を綿棒に染み込ませ、上咽頭に塗りつけて炎症を改善させる治療法です。Bスポット療法の「B」は、Biinku(鼻咽腔)の頭文字に由来しており、最近はEAT(Epipharyngeal Abrasive Therapy:
Bスポット療法で効果が期待できる症状として、次のものが挙げられます。
Bスポット療法を開始すると、症状・炎症の程度にもよりますが、基本的には週1~2回の通院が必要となります。
炎症を起こしている部位に薬剤を塗るため、治療中は痛みを感じますが、実施時間は1分程度です。炎症の改善とともに、痛みは和らいでいきます。
ただし、Bスポット療法はあくまで補助的なものであり、単独で病気を完治させるものではありません。上咽頭炎の原因となる病気に対し行っている薬物療法は継続して下さい。
Bスポット療法をご希望の場合には、はなまるクリニックを受診いただき、ご相談ください。
受診の際は、オンライン受付からご予約をお願いいたします。
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